言葉でメシ食う関西人

AIには生み出せない言葉を生み出し続けられるよう足掻いてます。

【ESの書き方】企業が求めている回答はなに?

ESってどう書けばいいん?
と悩んでいる方がチラホラ見えたので、
ES・履歴書の書き方を僕なりに解説します。

といっても
氏名や住所といった形式的な箇所の書き方のコツ!
とかっていうのはGoogleに頼った方が効率的で

僕が伝えるのは
強み・弱み、や
学生時代一番頑張った事、など
各企業独自の質問項目に対して、
しっかりと自分をアピールするための考え方です。

これらの質問はチャンスです。
質問の意図から逸れた回答をすると
せっかくのチャンスを無駄にしてしまうことになるので
よく考えて書くようにしましょう。



では、どうすれば質問の意図に沿った回答が出来るのか
企業はこの質問で僕の私の何を知ろうとしているのだろう?
を、理解することが大切です。

具体例で説明します。
Q.過去、あなたが大きく変化した瞬間の出来事と、その後どう変わったか。

っていう質問で考えてみます。

この質問の意図は、
・あなたは挫折した時、どう立ち直りましたか?
・その学びを今、どう活かしていますか?
という、こちらの情報を求めて投げかけられています。

なので、回答はこのように
「過去の私には~のような欠点があって、~な出来事によって気付けて、~によって直すことで、今は~のように変われた(成長出来た)。」
と、書くべきです。

これに対して
「僕は元々野球部のスタメンで、努力してキャプテンになりました!」
なんていうサクセスストーリーを企業は求めていません。







書いてしまうと
極端な例で、根拠もない幽霊話となってしまいましたが

企業はこの質問で僕の私の何を知ろうとしているのだろう?

この考え方は、どんな質問にも対応出来るので
これを意識して答えると
「ESの質問項目ってどう書けばいいん…」となることなく
スムーズに書け、的確に相手に気持ちを届けられると思います。


余談になりますが、
STAGEという話し方のフレームワークをご存知ですか?
アルファベットはそれぞれ
Start(始まり、きっかけ)
Trouble(障害、挫折)
Action(行動)
Goal(結果、解決)
Epilogue(その後)
の頭文字から取られていて
この話し方の流れを意識すれば、
相手の心を動かす伝え方が出来るそうです。

例えば桃太郎のお話を思い出すと、

桃が流れてきました…Start
鬼が暴れています…Trouble
犬猿雉を仲間にします…Action
鬼を退治しました…Goal
平和に暮らしました…Epilogue

と、なっています。
万人の心を動かす物語は
このような構成になっていることが多く、
自分の物語を伝える自己PRの際は
このフレームワークを使わない手はありませんね。



「企業はこの質問で僕の私の何を知ろうとしているのだろう?」
が、どうしても分からない質問項目があれば
お答えしますので、気軽に連絡ください^ ^


最後に、
(ストレートで卒業する)16卒の経歴のテンプレートを貼っておくので
ご自由にお使いください。

学歴
平成24年 3月 大阪市立○○高等学校 卒業
平成24年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
平成28年 3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業見込み

職歴
なし
以上

・年は西暦ではなく、年号で記入
・学歴は高校卒業から記入
・職歴にアルバイトは含まれません。「なし」と記入
・最後に「以上」と右寄せで記入


今回は以上
お役に立てば幸いです。