言葉でメシ食う関西人

AIには生み出せない言葉を生み出し続けられるよう足掻いてます。

【グループディスカッション通過確定!?】人事が見ている3つのポイント

さてそろそろ...
グループワークグループディスカッションなるものが始まったのではないのでしょうか。

めっちゃ真面目にやってるのに落ちる!
上手く発言できひん!
どうせ発表役(リーダー)が通過するんでしょ!
みんな頭良すぎてついていかれへん!
タイムキーパーに甘んじがちだわー...

思っちゃうよね、人事の人はちゃんと僕(私)を見てくれてんのか!って。



ぶっちゃけ、見てないそうですよw
もちろんGDの形式によりますが、4,5グループに対して2,3人の人事が回るタイプのGDは
全ての学生の全ての発言は把握できてないそうです。

でもそれってもったいないよね。
めっちゃ良い発言したつもりやのに、たまたま聞き取られてなくて
落とされてしまうってそんな道理あるかい!ってね。

そんなもったいないことがないように
人事の人が見ているつのポイントを紹介します。

1.人事はメモを見る
全学生の発言を聞き逃せないことは人事の人も分かっています。
そして、発言を聞き逃すことを機会損失として理解しています。
なので人事の人は、学生がメモしている手元の紙を見ます。
ここに書いてあることから、この学生は何を考えているのか、
どの程度考えられているのかを把握しようとします。
メモはもちろん、前提として必要なことですが
発言が苦手な人はメモに徹底してみてください。(自分の考えも書いてみてください)
案外、チームの意見の矛盾が見つかったりして発言の機会が生まれるかも知れませんよ。

2.人事はスタンスを見る
これは本当に多くの学生に言えることで、
例えば1グループ5人構成だったとして、
多くの学生は5人のうち、1人しか選考を通過しないと勘違いしています。
これは潜在的に思い込んでしまうことなので文字にしてみれば違うことは分かると思います。
そうです、優秀な学生が5人集まったグループは全員が選考を通過することもあり得ます。
この勘違いをしている学生はグループ内の人間は敵だ、ライバルだと思い込んでしまいますが
それこそが大きな間違いです。
集団でどのような立ち回りが出来るかを見るGDでは、
力を合わせて一つの意見を出すチーム内のメンバーは仲間であるはずです。
10分でも20分間のGDでも、メンバーとは協力して意見を出すスタンスでいるべきです。
我が我が!で意見する人間、自分の意見を通すために否定的な意見ばかりの人は
そのスタンスをしっかりと見て頂いているため、選考を通過するのが難しかったりします。

3.人事は目線を見る
人に話をする時、人の話を聞く時はその人の目を見ましょう。
人として当たり前のことですが、思いのほか出来ていない人が多いようです。
人事の人は学生の目線を見て、その人の人柄を捉えようとします。
グループメンバーにでなく、近くの人事に聞いて欲しそうに話す学生は
思わぬところで減点されているかも知れませんね。






僕のような一学生が、なぜこんなことを断言できるのかというと
人事の人に聞いたからですねw

今年の二月、京都で16社もの企業が参加する合同説明選考会がありました。
そこでは4社ずつ、4回に渡ってのGDが行われました。
4回のうち、私が発表役を請け負った回は1回だけでしたが
16社中15社の選考を通過することが出来ました。
それまで、私自身も発表役が選考を通過すると思っていたので不思議に思い
懇親会で各企業の人事さんに質問したところ
ほとんどの人事さんが上記3つのポイントを見ていることを教えて下さいました。



【まとめ】
GDではチームメンバーは仲間です。協力し、お互いに敬意を払いましょう。
ガツガツ発言するのもいいですが、落ち着いてメモを取って矛盾や問題を把握し、意見をより良くすることも大切です。




参考になれば幸いです。
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